ＮＮＮが週末に行った世論調査で、安倍内閣の支持率は先月よりわずかに上昇して６５．４％となり、２か月連続で上昇したことがわかった。

　調査によると、安倍内閣を「支持する」と答えた人は先月より１．２ポイント上昇して６５．４％だった。一方、「支持しない」と答えた人は１．９ポイント減って１６．６％だった。支持する理由では、「政策に期待が持てるから」が３７．５％で最も多く、「他に代わる人がいないから」が１９．９％、「首相の人柄が信頼できるから」が１７．４％となっている。

　また、ＴＰＰ（＝環太平洋経済連携協定）について、日本の交渉参加を「支持する」と答えた人が５６．９％の一方、「支持しない」と答えた人は２４．３％だった。支持する理由として最も多かったのが、「自由貿易をさらに広げることが日本経済の成長につながるから」で４７．４％。一方、支持しない理由として最も多かったのは、「日本の農業が壊滅的な打撃を受けるから」で４０．４％だった。

　政党別の支持率では、自民党が再び上がって４８．３％だった。その他の政党は民主党が８．２％、日本維新の会が４．２％などとなっている。

　ＮＮＮ電話世論調査
　【調査期間】３月１５日～１７日
　【全国有権者】２０３４人
　【回答率】５０．６％
　ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｎｔｖ．ｃｏ．ｊｐ／ｙｏｒｏｎ／