安倍首相、15日にTPP交渉参加表明へ
TPP(=環太平洋経済連携協定)の交渉参加問題で、安倍首相は15日に記者会見し、交渉への参加を正式に表明する見通し。
自民党の外交・経済連携本部は、TPPの交渉参加にあたっては、農産品を関税撤廃の例外とすることなどを最優先に交渉に当たるよう求める決議を14日夜、安倍首相に手渡した。
衛藤本部長「非常に厳しい交渉になった場合、万が一には交渉から脱退もあり得るという覚悟を持って臨んでいただきたい」
安倍首相「日本の国益、そして国柄をちゃんと守っていく。その責任をかみしめながら決断をしたい」
安倍首相は15日に記者会見を行い、TPP交渉への参加を正式に表明する考え。
また、安倍首相はTPP担当相を新たに設け、甘利経済再生相に兼務させる方針。政府はTPPに実際に参加した場合、国内産業に与える影響についての試算をまとめており、甘利担当相が15日にこの試算も発表する見通し。