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自民、いじめ防止対策基本法修正原案を了承

2013年3月7日 10:38

 自民党が今国会への提出を目指す「いじめ防止対策基本法案」の修正原案が7日、党内でまとまり、了承された。

 7日に自民党内で了承された「いじめ防止対策基本法案」の修正原案は、いじめの定義を「子供同士において、継続的に行われる心理的、物理的な攻撃」とした。当初の案では、教諭の体罰をいじめに含める余地を残していたが、反対意見が相次いだことから修正したもの。

 また、教育再生実行会議が「道徳の教科化」を提言したことを受け、「学校や教諭はいじめ予防のために道徳教育と体験活動の充実を図る」とした他、家庭の責務についても明記され、「保護者は子供がいじめを行わない規範意識を養うような指導を行う」とした。

 自民党は近く与野党で法案を協議し、今国会に法案を提出する方針。