×

中国監視船3隻 尖閣諸島沖で一時領海侵入

2013年2月28日 11:04

 沖縄・尖閣諸島沖で28日朝、中国の海洋監視船3隻が一時、日本の領海に侵入した。

 海上保安庁によると、28日午前7時過ぎ、尖閣諸島・魚釣島の南南西の海域で、中国の海洋監視船3隻が、相次いで日本の領海に入った。3隻は中国国家海洋局所属の「海監50」と「海監15」、「海監26」で、海上保安庁の巡視船が領海から出るように無線で警告したところ、海監50から「釣魚島は古来より中国固有の領土であり、その周辺12カイリは、中国の領海である」と中国語で応答があったという。

 3隻は28日午前9時過ぎ、領海を出て、別の漁業監視船2隻と共に、接続水域内を航行している。

 中国の監視船が尖閣諸島沖で日本の領海に入るのは24日以来で、今年に入って11回目。