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中国初の空母「遼寧」、青島の軍港に配備

2013年2月27日 16:24

 中国初の空母「遼寧」が27日午前、母港となる山東省青島の軍の港に到着し、正式に配備された。

 国営・新華社通信によると、中国初の空母「遼寧」は26日、改修が進められていた遼寧省大連の港を離れ、27日午前、山東省青島の軍の港に初めて入った。「遼寧」は青島を母港として正式配備され、今後、艦載機や艦隊の訓練が進められるとみられる。

 この港は、空母の基地として青島の郊外で09年から建設が進められていたもので、空母が停泊するふ頭や燃料関連の設備も整備されたという。

 「遼寧」は旧ソビエト時代にウクライナで建造された「ワリャーグ」が原型で、遼寧省大連で改修され、去年9月に海軍に引き渡されていた。