×

厚労省、仮設住宅の入居期限1年延長へ

2013年2月26日 13:52
厚労省、仮設住宅の入居期限1年延長へ

 東日本大震災の被災地の仮設住宅について、厚労省は、現在3年となっている入居期限を1年延長する方向で検討を始めた。

 福島第一原発事故の影響で、現在も約29万人が仮設住宅などでの仮住まいを余儀なくされている。これを受け、被災地の自治体は、家賃を低く抑えた災害公営住宅の計画を進めているが、用地確保が難航するなど、建設が遅れている。

 仮設住宅の入居期限は原則2年だが、厚労省はこれまでに決めている1年の延長に加え、さらに1年延長することを検討している。すでに関係省庁や自治体との調整を始めている。