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震度5強の栃木で余震続く 雪崩などに警戒

2013年2月26日 11:05
震度5強の栃木で余震続く 雪崩などに警戒

 25日夕方、栃木県で震度5強の揺れを観測した地震は、その後も余震が続いており、土砂災害や落雪への注意が必要。

 25日、震度5強を観測した栃木・日光市では、26日、一部の道路が、地震の影響とみられる土砂崩れや雪崩で通行止めとなっている。「秘湯」として知られる奥鬼怒温泉の旅館では、宿への道が通行できない状態になっており、宿泊客の中には帰ることができない人もいるという。

 栃木県では、25日の大きな地震の後も余震が続いており、25日午後10時頃には、日光市で震度4を観測した。気象庁によると、今後1週間は震度4程度の余震に注意が必要だという。また、震源地付近の栃木、福島、群馬、新潟の県境では、雪が多く積もっているため、余震などの影響による雪崩や落雪に注意するよう呼びかけている。