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防衛省、レーダー配備で京丹後市に協力要請

2013年2月26日 16:21

 北朝鮮の弾道ミサイルを探知するアメリカ軍の早期警戒レーダーの追加配備に向け、防衛省は26日、候補地の京都・京丹後市に協力を求めた。

 防衛省・金澤事務次官は、航空自衛隊経ヶ岬分屯基地がある京丹後市の中山市長と会談し、アメリカ軍の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の配備受け入れを要請した。

 Xバンドレーダーは、主に北朝鮮の弾道ミサイルの探知や追尾に使われるもので、すでに青森県の車力分屯基地に設置されている。

 日米両政府は、北朝鮮のミサイル技術の向上などを踏まえ、去年、両国の防衛相会談で日本の西部地域にもレーダーを追加配備する必要があると判断し、今月行われた日米首脳会談でもこの方針を確認していた。

 防衛省は早期の配備を目指し、地元との調整を急ぐ方針。