２１日の東京株式市場で、日経平均株価は大きく値を下げた。終値は前日比１５９円１５銭安い１万１３０９円１３銭。

　２０日、日経平均株価が大きく値上がりしたことや、外国為替市場で円がユーロに対して上昇したことなどから、２１日の東京株式市場は、輸出関連株を中心に利益を確定する売り注文が出た。また、前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が大きく値を下げたこと受け、中国をはじめアジアの株式市場で株価が下落したことも、東京株式市場の株価を押し下げる要因となった。

　東証１部の売買代金は概算で１兆７８３４億円。現地時間２２日に行われる日米首脳会談などを控え、市場は様子見ムードもあり、４日連続で２兆円を下回っている。東証１部の売買高は概算で２７億２７９１万株。