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義足ランナー逮捕 誤って交際相手を射殺か

2013年2月15日 8:35

 両脚義足のランナーとしてロンドンオリンピックにも出場した南アフリカのオスカー・ピストリウス選手(26)が14日、交際相手を射殺した疑いで逮捕された。強盗が侵入してきたと勘違いして射殺した可能性があるという。

 地元の警察などによると、ピストリウス選手は14日、南アフリカ・プレトリアにある自宅で、交際相手でモデルのリーバ・スティーンカンプさん(29)の頭や腕などを拳銃で撃ち、殺害した疑いが持たれている。

 地元の新聞は、強盗が侵入してきたと勘違いして射殺した可能性があるとしているが、警察は会見で、この情報について「確認できていない」とした。また、警察は2人の間にトラブルがあった可能性を示唆した。

 ピストリウス選手は去年、両脚義足のランナーとして初めてオリンピックに出場して話題になったが、南アフリカでは事件後、出演していたテレビCMが放送中止となるなど影響が出ている。