３月３日の桃の節句を前に、福井・勝山市の県立恐竜博物館にきれいな着物で着飾った「恐竜ひな人形」がお目見えした。そのリアルな姿に、子供たちの反応も様々だった。

　勝山市の県立恐竜博物館に、肉食恐竜「フクイラプトル」のお内裏様と十二単（ひとえ）に身を包んだ草食恐竜「フクイサウルス」のおひな様が登場した。１５日のお披露目には市内の保育園児３２人が駆けつけ、ひな祭りの歌を歌って花を添えていた。

　高さは台座を含めて１２０センチ。普段見ている恐竜とは一風変わっていて、園児たちは「かわいかった。（Ｑどんなところが？）お顔」「何かキモイ…髪の毛と目がキモイ」「格好いい！俺様、肉食恐竜になる！肉いっぱい食べて肉食恐竜。『ガーッ』って」と反応も様々だった。

　この恐竜ひな人形は３月末まで、県立恐竜博物館で見ることができる。