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大阪市立桜宮高校バスケ部顧問、懲戒免職へ

2013年2月13日 16:19
大阪市立桜宮高校バスケ部顧問、懲戒免職へ

 大阪市立桜宮高校でバスケットボール部の男子生徒が顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、市の教育委員会は12日、顧問を懲戒免職処分にする方針を固めた。

 この問題は去年12月、桜宮高校バスケットボール部のキャプテンだった男子生徒が顧問から体罰を受けた翌日に自殺したもので、市教委と外部監察チームが実態調査を行っていた。関係者によると、外部監察チームの報告書では、体罰が自殺の一因だったと認めた上で、顧問に対しては極めて厳しい処分が妥当であるとされていた。

 報告書を受け、市教委は12日、顧問を懲戒免職とし、同じく体罰が発覚したバレーボール部の顧問を半年の停職処分とする方針を固めた。体罰による懲戒免職は異例で、暴力の常態化を重く受け止めたとみられる。