北海道・網走市で１１日午後から続いている大規模な断水で、市は復旧工事を進めているが、復旧のメドが立たず、市民生活にも影響が出ている。

　１１日午後から続く断水は、市内約１万１６００世帯で続いている。断水の原因は、水源から浄水場に水を送る導水管の破損とみられている。

　市は復旧工事にあたっているが、水源や浄水場付近の雪が深いことから作業は思うように進まず、大幅に遅れている。復旧のメドは立たないままで、市民生活に大きな影響が出ている。

　今回の断水を受けて、市は、市役所など４か所の臨時給水所で、２４時間態勢で対応にあたるとともに、市民に節水を呼びかけている。