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予算委の集中審議、小泉進次郎議員が質問に

2013年2月12日 14:42
予算委の集中審議、小泉進次郎議員が質問に

 12日の衆議院予算委員会で、安倍内閣の政治姿勢などに関する集中審議が行われている。自民党は、小泉進次郎議員が与党になってから初めて質問に立った。

 小泉氏は、自民党内では反対論が根強いTPP(=環太平洋経済連携協定)交渉に参加するよう安倍首相に強く促した。

 小泉氏「私は、速やかに交渉参加すべきだと思います。いざ、首相が交渉参加を決めれば、私は、必ず賛成派、反対派、ひとつになれると思う」

 安倍首相「(アメリカの)オバマ大統領との首脳会談において、この我々の約束を、国民との約束をたがえることにはならないという感触を得ることができるかどうかが重要な点であります。その感触を得ることができた後に、最終的な判断を私はしたい」

 また、小泉氏が福島第一原発の事故について、「かつての政権与党として原発を推進した責任は免れない」と述べたのに対し、安倍首相は「安全神話に陥った原子力推進政策であった」として、「おわびを申し上げたい」と答えた。

 一方、民主党・辻元清美議員は、「東京電力」が国会事故調査委員会に虚偽の報告を行った問題について、広瀬社長をただした。広瀬社長は「担当者が間違った認識の下、誤った説明をした」として陳謝した。