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維新の会の首長経験者ら、地方分権をただす

2013年2月8日 16:44
維新の会の首長経験者ら、地方分権をただす

 衆議院選挙後、通常国会で初めての本格的な質疑に臨む日本維新の会は8日、衆議院予算委員会で、「首長ファイブ」と称した地方自治体の首長経験者が次々と質問に立ち、安倍政権の地方分権に対する姿勢などをただした。

 日本維新の会は、質問に立った6人のうち、前宮崎県知事の東国原英夫議員、前横浜市長の中田宏議員、前東京・杉並区長の山田宏ら5人が首長経験者だった。地方分権や統治機構改革などに時間を割き、維新の会が掲げる政策の柱をアピールした形。

 東国原議員「現時点で再チャレンジ、本当に大きな再チャレンジに成功された首相であります。国民の範として、いま挫折している人、失敗している人、これからどうしていいかわからない方々に、首相の口からエールとして、再チャレンジに関しての思いを改めて示してほしい」

 安倍首相「私自身、1年で首相の職を辞するという結果になった。政界においてもこれは非常に厳しい、自民党総裁を1回辞めてもう1回総裁になった人がいないですわけから、まさに自ら再チャレンジをすることになったわけであります」

 12日には、石原慎太郎代表が自ら質問に立ち、東京都知事時代からのテーマの一つである、アメリカ軍横田基地の軍民共用化などを取り上げることにしている。