シラスウナギの漁獲量、過去最低ペース
不漁が続くウナギの稚魚「シラスウナギ」の先月までの漁獲量が昨シーズンの同時期の約4分の1にとどまり、過去最低のペースであることがわかった。
鹿児島県のまとめによると、シラスウナギ漁が解禁された去年12月から先月までの2か月間の漁獲量は32.19キロで、昨シーズンの同時期(120.71キロ)の約4分の1にとどまっている。
記録が残る71年度以降で12月からの2か月間に最も漁獲量が少なかったのは09年度の68.09キロで、今シーズンはそれをさらに下回る過去最低のペースとなっている。