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来年度実質成長率、プラス2.5%見通し

2013年1月28日 12:46
来年度実質成長率、プラス2.5%見通し

 政府は28日の閣議で、来年度の日本経済の成長率を実質でプラス2.5%とする経済見通しを了解した。安倍政権による経済政策の効果を見込んで、当初の予想より大幅に上方修正している。

 政府は、来年度の経済見通しについて、実質GDP(=国内総生産)がプラス2.5%、名目GDPがプラス2.7%との予測を発表した。物価を反映させた「名目」の方が「実質成長率」を上回れば16年ぶりのことで、日本経済がデフレからの脱却の兆しを見せることになる。

 安倍政権が取り組む経済対策で内需が拡大すると同時に、世界経済の回復によって輸出が増えると見込んでいるという。