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沖縄首長、首相に普天間の県内移設反対訴え

2013年1月28日 19:22
沖縄首長、首相に普天間の県内移設反対訴え

 沖縄県の市町村長らが28日、首相官邸で安倍首相と面会し、アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の県内への移設反対などを訴えた。

 市町村長の代表らは安倍首相に対し、普天間基地に配備された「MV22オスプレイ」の配備撤回と、普天間基地の県内移設反対を求める建白書を提出した。これに対し、安倍首相は「意見に耳を傾けながら、これからも基地負担軽減を含め、頑張っていきたい」と応じたが、具体的な言及はなかったという。

 那覇市・翁長市長は28日午前、「政府側も沖縄の基地負担軽減ということにつきまして、全力でやれるような誠意を示していただきたいなと」と述べた。

 市町村長の代表らは外務省や防衛省を訪れ、同様の要請を行った。