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「三宅坂」解体へ 社民党本部が引っ越し

2013年1月26日 15:15
「三宅坂」解体へ 社民党本部が引っ越し

 社民党は26日、東京・千代田区の党本部の引っ越しを始めた。その所在地にちなんで「三宅坂」という通称で戦後政治の舞台の一つとなった建物は年内に取り壊される。26日は、歴代党首が使ってきた大きな机や、事務スペースの棚などが運び出された。

 社会党時代の64年に建てられた現在の党本部は、老朽化が進み、耐震性についても問題が指摘されたため、取り壊すことになった。

 最盛期には200人以上いた党所属の国会議員も、現在は衆・参計6人と大きく減っていて、新たな党本部は首相官邸に近い民間のビルの一部を借りることになる。