アルジェリアの人質事件で、アルジェリアの新聞は２３日、武装グループのメンバーが日本人を含む５人を拘束するよう指示されたと供述していると伝えた。

　これは、アルジェリアの新聞「アルシュルーク」の電子版が２３日、伝えたもの。

　犯行グループのメンバーとして取り調べを受けているチュニジア人の供述によると、武装グループのリーダー・ベルモフタル司令官から、イギリス人２人、フランス人２人、日本人１人の計５人の外国人を人質に取るよう指示があったという。また、ガス関連施設の爆破指示も受けていたと伝えている。

　アルシュルークは２４日、武装グループのメンバーの中に、プラントを所有するイギリスの石油大手「ＢＰ」の運転手だった人物がいたと伝えていて、この人物が、施設の地図や居住区の部屋割りに関する情報を渡していたと伝えている。