×

NY株続伸46ドル高 5年3か月ぶり高値

2013年1月25日 9:57

 24日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、雇用情勢の改善を示す指標が発表されたことなどを受け、ダウ平均株価は前日比40ドル以上値を上げて取引を終えた。約5年3か月ぶりの高値を連日で更新している。

 24日は、先週一週間で新たに申請された失業保険件数が発表された。申請件数は33万件と前週より5000件減少し、5年ぶりの低い水準となったことがわかった。アメリカの雇用情勢が改善に向かっているとの安心感が広がって市場では買いが優勢となり、ダウ平均株価は前日比46ドル00セント高い1万3825ドル33セントで取引を終えた。5営業日連続となる上昇で、約5年3か月ぶりの高値を連日で更新した。

 一方、前日の取引終了後に行われた決算発表で利益の伸び悩みが明らかになった「アップル」は、株価を12%以上と大きく下げている。この影響で、ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比23.29ポイント下げ、3130.38で取引を終えている。