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遺体をアルジェに搬送 24日夜にも帰国へ

2013年1月23日 15:16
遺体をアルジェに搬送 24日夜にも帰国へ

 アルジェリアの人質事件の被害者を輸送するため、政府専用機は日本時間23日夕方、現地に到着する予定。一方で、政府はいまだ安否がわからない3人の日本人について、確認を急いでいる。菅官房長官は23日午前、死亡した日本人の遺体が首都・アルジェまで運ばれたことを明らかにした。

 菅官房長官「(日本時間22日に)死亡が確認された7名のご遺体を首都・アルジェ市内に搬送し、7名全ての再確認作業が終了した」「政府としては、あらゆる手段を用いながら、依然、安否不明の3名について、できるだけ早く安否確認を行いたい」

 日本人3人の安否確認につながる新たな手がかりは得られていないという。

 首相特使として政府専用機で現地入りする鈴木外務副大臣は、日本時間23日夜、アルジェリア・セラル首相と会談し、安倍首相の親書を手渡して、残る3人の安否確認への協力を要請する予定。

 政府専用機は日本時間23日午後4時過ぎにアルジェに到着し、無事だった7人と死亡した7人の遺体を乗せて、早ければ24日夜に帰国する予定。