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アルジェリア首相「8か国の37人死亡」

2013年1月22日 8:43

 アルジェリア・セラル首相は21日、会見を行い、人質拘束事件で死亡した外国人が8か国の37人に上ることを明らかにした。さらに、5人の外国人がいまだ安否不明だと述べたが、国籍などは明かさなかった。

 一方、犯行グループは計32人で、隣国・マリ北部から侵入しており、うち29人を殺害、3人を拘束したとしている。

 また、軍は当初、犯行グループと交渉を試みたものの、要求が受け入れられない内容だったと説明。さらに、ガスプラントを爆破しようとしたことなどから攻撃に踏み切ったと述べた。

 一方、アルジェリアのテレビ局「Ennahar TV」は21日、犯行グループの様子とされる映像を放送した。

 男1「何だ?」

 男2「(人質の)フィリピン人を連れてきたぞ」

 また、別の映像には、静まり返った現場で、男たちが銃らしきものを肩に掛けて歩き回る様子などが映っている。