大学入試センター試験が１９日、全国７００余りの会場で行われた。今年のセンター試験は過去最多の８４０校が利用し、５７万人余りが志願している。

　去年、問題冊子の配布ミスが相次いだ「地理歴史」と「公民」で、冊子をビニールで一つにまとめて配布するなど、トラブルの再発防止策が取られた。

　大雪の影響で、秋田県の一部の会場で開始が１時間繰り下げられた他、試験監督の指示ミスなどもあり、計２１の会場で繰り下げが行われた。

　また、会場職員の誘導ミスのため「公民」の再試験対象者が２人出た他、英語のリスニング試験では、ＩＣレコーダーの不具合などのため一部でやり直しが行われた。

　２０日は「理科」と「数学」が行われる。