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韓国新聞社ハッキング「北のサイバーテロ」

2013年1月16日 17:54

 韓国の警察は16日、去年6月に新聞社のホームページがハッキングされて画面が書き換えられるなどした事件が、北朝鮮のサイバーテロだったとする捜査結果を発表した。

 この事件は去年6月、中央日報のホームページの画面がネコの写真などに書き換えられ、新聞製作システムの一部のデータが削除されるなどしたもの。

 韓国警察庁のサイバーテロ対応センターは、捜査の結果、攻撃に使われたIPアドレスが北朝鮮で使われているものと一致したと発表した。また、北朝鮮が過去のサイバー攻撃に使ったとみられるものと同じ海外のサーバーが、今回も使われたと指摘している。

 北朝鮮は去年4月、韓国政府や中央日報を含む主要メディアを名指しして「革命武力の特別行動が始まる」と通告していたが、中央日報のサーバーへの不正アクセスはこの時期に行われており、警察は関連があるとみている。