福島第一原発事故によって町の全域が警戒区域に指定されている福島・双葉町の成人式が５日、役場の支所が置かれている福島・郡山市で行われた。

　成人式には県内外の避難先から５４人が参加し、新成人代表の２人が「生まれ育った双葉町をいつまでも忘れず、できることから少しずつお返ししていきたいと思います」と誓いの言葉を述べた。

　新成人の男性「（Ｑ将来の夢は）警察官一本です。震災を体験し、自衛隊や警察に支えられて私も生きていると実感して」

　新成人たちは、久しぶりの再会を喜ぶとともに、大人としての決意を新たにしていた。