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日本の存在感示すリーダーを~中曽根元首相

2013年1月4日 14:26
日本の存在感示すリーダーを~中曽根元首相

 中曽根康弘元首相は日本テレビの番組収録で、読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆の渡辺恒雄氏と対談し、「今の日本の政治力は落ちてきている」と述べ、世界に日本の存在感を示すリーダーが求められているとの認識を示した。

 中曽根元首相「日本の政治力というものは、非常に落ちてきている。国内政治で何とかちゃらちゃらやっていれば、それで選挙で勝てると、そういう程度であっては駄目なんです。日本の国力や日本の政策というものを世界に向けて大きく宣伝し、実行していく。そういうことを世界の人に感じさせるリーダーが出てこなければいけない」

 渡辺氏「(中曽根氏は)将来、そういう政策力、教養力を蓄えて、天下を取るんだぞという迫力を持っていた。そういう政治家は2~3人くらいいるのではないか、今の政治家の中に。そういう人を育てる、応援する、それが必要だと思います」

 また、中曽根元首相は、新年にあたり、国民も「政治家を激励して、一緒になってこの難関を突破しようという志を固めようじゃないか」と述べた。

 「本音激論!!なかそね荘」は、5日午前10時30分から関東ローカルで放送される。