年末年始を故郷などで過ごす人たちの帰省ラッシュが２９日、本格的に始まった。

　「ＪＲ東海」によると、２９日午前１０時現在、東海道新幹線下りの乗車率は「のぞみ」で１１０％～１５０％、「ひかり」で９０％～１１０％、「こだま」で１０％～７０％となっている。下りは２９日と３０日、上りは来年１月３日にピークを迎える。

　また、航空各社によると、東京から各地に向かう２９日の国内線は、ほとんどの便がほぼ満席で、混雑は３０日も続く見通し。Ｕターンの混雑は、来年１月３日と５日に予想されている。

　一方、日本道路交通情報センターによると、２９日午前１１時現在、東名高速道路下りで本宿バス停付近を先頭に断続的に４０キロ、綾瀬バス停付近を先頭に２０キロの渋滞となっている。上下線とも来年１月２日と３日が、渋滞のピークと予想されている。