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衆院選「一票の格差」めぐり弁護士らが提訴

2012年12月28日 23:04

 国会議員1人あたりの有権者の数の格差、「一票の格差」が是正されないまま実施された、今月16日の衆議院選挙は無効だとして、弁護士のグループが28日、東京や神奈川の7つの選挙区について選挙の無効を求める訴えを起こした。

 最高裁は去年、最大2.3倍の格差が生じた09年の衆議院選挙について、「憲法違反の状態」だと指摘したが、今回の総選挙も、同じ区割りのまま行われていた。

 今回の総選挙での一票の格差をめぐっては、別の弁護士グループも、投票翌日の今月17日に、全国一斉に提訴している。