“温室効果ガス25%削減”見直し~経産相
茂木経産相は28日、民主党政権が掲げた温室効果ガスを25%削減するという目標を見直す方針を示した。
09年に当時の民主党・鳩山由紀夫首相は、20年までに二酸化炭素などの温室効果ガスを90年と比べて25%削減すると表明した。この民主党政権が掲げた25%削減目標について、茂木経産相は28日、見直す必要があると述べた。
茂木経産相はその理由に、原発が停止する中では、火力発電への依存が高まるのは当面避けられないことを挙げている。さらに、電力の安定供給や環境への配慮を考慮し、新たな電源構成をつくることで、電力の安定供給と地球温暖化対策の対応をしていきたいとしている。