×

英女王が演説 祝賀行事「謙虚な気持ちに」

2012年12月26日 8:19

 イギリス・エリザベス女王が25日、テレビなどを通じて毎年恒例のクリスマス演説を行った。

 「今年は多くのすばらしい出来事があった年でした。即位60年の熱狂的なお祝いは、私や王室にとって特別な思い出です」-エリザベス女王は、即位60年を記念して行われた祝賀行事「ダイヤモンドジュビリー」について、「特別な思い出」と振り返りつつも、「謙虚な気持ちになった」と語った。また、オリンピックとパラリンピックでの選手の活躍に触れた上で、大会運営にかかわった軍などボランティアの活動をたたえた。

 こうした中、25日は、女王をはじめとした王室メンバーが恒例のクリスマスの礼拝に訪れた。しかし、妊娠中のキャサリン妃と夫・ウィリアム王子は大事をとって参加せず、キャサリン妃の実家でクリスマスを過ごすという。