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オスプレイ運用ルール 違反の実態が判明

2012年12月26日 10:36
オスプレイ運用ルール 違反の実態が判明

 アメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」が、日米が合意した運用ルールに違反した飛行を行っている実態が沖縄県の調査で明らかになった。

 沖縄県と市町村は、10月1日から11月末までオスプレイの飛行状況について目視での調査を行った。その結果、日米合意ではできる限り避けるとされた市街地上空での飛行が、宜野湾市や那覇市を中心に315件確認された。また、基地の外では避けることになっているヘリコプターモードや転換モードでの飛行も84件確認された。

 これを受け、沖縄県は政府に対して飛行実態のさらなる調査などを求める要望書を送った。