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米・ワシントン州 嗜好用大麻、初の合法化

2012年12月7日 13:27

 アメリカ西部・ワシントン州で6日、大麻を嗜好品(しこうひん)として合法とする州の法律が初めて施行された。

 この法律は、21歳以上なら約28グラム以内の大麻の所持・使用を認めるもので、ワシントン州シアトルでは施行された瞬間に、人々が広場で大麻を吸って解禁を祝った。

 アメリカでは、医療目的の大麻については複数の州で使用が認められているが、嗜好品として合法化されるのは初めて。今後、州は店舗での販売を認め、課税することで財政難解消につなげる計画。ただ、アメリカ連邦法では大麻は違法薬物に指定されたままで、矛盾を抱えての解禁となった。