北海道では、低気圧の影響で６日から大荒れの天気が続いていて、７日は北部を中心に家屋の被害や停電などの被害が出ている。

　６日に続き、大荒れとなった北海道内では、最大瞬間風速が、えりも岬で３６．８メートル、雄武町で３６．７メートル、稚内市で３６メートルを記録するなど、北部を中心に猛吹雪となった。稚内市内では、家屋の屋根が飛ばされたり、物置が倒れたりと、風による被害が相次いだ。

　北海道全体で７日午前１１時現在、１９００戸近くが停電しており、大半を占める猿払村と稚内市宗谷村では復旧のメドが立っていない。

　交通機関にも影響が出ていて、７日午前１１時現在、ＪＲでは、札幌と稚内を結ぶ特急など１１２本が運休した他、各路線で運転見合わせが続いている。