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民主 一票の格差是正と定数削減実現目指す

2012年11月6日 18:07
民主 一票の格差是正と定数削減実現目指す

 民主党は6日午後、衆議院の選挙制度改革について議論する政治改革推進本部の役員会を開き、臨時国会で、これまで通り「一票の格差」是正や定数削減などの実現を目指す方針を確認した。

 衆議院の選挙制度改革をめぐっては、先の国会で民主党が「一票の格差」を是正する小選挙区の「0増5減」と比例代表40削減、小選挙区比例代表連用制の一部導入をセットで盛り込んだ法案を提出したが、自民、公明両党などの反対で廃案になっている。

 民主党は、6日午後に開かれた政治改革推進本部の役員会で、従来通り「0増5減」や定数削減などの実現を目指す方針を確認した。自民党は「0増5減」の先行実施を求めているが、6日の会議では、「0増5減」を先行させるか否かや、連用制の扱い、各党との協議の進め方などについては議論されなかったという。

 民主党は、政治改革推進本部の総会を今週中に開き、党内の議員の意見を聞くことにしている。