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印刷工場の胆管がん 労災申請52人に

2012年11月1日 21:12
印刷工場の胆管がん 労災申請52人に

 全国の印刷工場の従業員に胆管がんの発症が相次いでいる問題で、労災を請求している従業員らが52人になったことがわかった。

 厚労省によると、仕事が原因で胆管がんを発症したとして労災を認めるよう申請している人は全国で52人になった。このうち32人がすでに死亡しており、遺族による請求だという。

 印刷所で使われている化学物質と胆管がんの関連などについて、厚労省の検討会は1日、2回目の会合を開いた。今年度中にも、これらの請求について労災と認めるかどうかの判断を示す方針。