日本脳炎の予防接種副作用、情報公開迅速に
厚労省は30日、日本脳炎の予防接種について、副作用の分析と情報公開を迅速化すると発表した。
日本脳炎のワクチン接種は、3年前まで実質的に中止されていたため、副作用の検討会は年一回のみで、厚労省は7月の死亡例の調査をしていなかった。
この問題を受けて、三井厚労相は30日、日本脳炎についても、インフルエンザなど他の予防接種と同じく、年3回、副作用の検討を行い、ワクチンとの因果関係をより早く公表すると述べた。
また、日本脳炎の予防接種後、死亡や重い副作用の報告を受けた場合は、すぐにワクチンの製造販売会社を通じて詳細を調査し、早い検討につなげるとしている。