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日経平均8928円29銭 31日終値

2012年10月31日 17:56
日経平均8928円29銭 31日終値

 31日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比86円31銭高い8928円29銭だった。

 外国為替市場で円高の進行が一服していることを好感し、31日朝の東京株式市場は前日に売られた輸出関連株などを中心に幅広い銘柄に買い注文が広がった。前日に発表されたアメリカの住宅関連の経済指標が良好だったことなども相場全体の支えとなった。31日は企業の4~9月期の決算発表の集中日とあって、業績の下方修正が相次ぐ中、「悪材料出尽くし」との見方から上昇する銘柄も目立った。

 午後は先物主導で上げ幅が拡大し、日経平均株価は一時、140円以上値を上げる場面も見られた。ただ、2日間休場したアメリカ・ニューヨーク株式市場の動向を見極めたいとする空気もあり、大引けにかけては利益確定の売り注文なども出て伸び悩んだ。

 東証1部の売買代金は概算で1兆1116億円、売買高は概算で18億2007万株。