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サッカー佐々木監督、被災地で子供に夢語る

2012年10月30日 22:04
サッカー佐々木監督、被災地で子供に夢語る

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督が30日、岩手・陸前高田市の小学校を訪問し、子供たちに夢を持つことの大切さを伝えた。

 佐々木監督はこれまで、去年のワールドカップでの優勝、ロンドンオリンピックで日本サッカー史上初の銀メダルを獲得するなど、なでしこジャパンを世界の強豪に押し上げてきた。

 佐々木監督は30日、震災被災地の子供たちを支援する活動「スポーツ笑顔の教室」で「夢先生」を務め、子供たちに直接指導して交流を図った。

 教室では夢の大切さについて語り、最後に自らの経験をもとに、子供たちに向かって、「絶対これからいろいろなことにぶつかるよ。なかなかスムーズにいかない。僕みたいに遠回りするかもしれない。全然関係ない。ぜひ失敗を恐れずにチャレンジしてほしい」とメッセージを送った。

 児童からは「楽しかったし、仲間の大切さとか、そういうのがよくわかりました」といった声が聞かれた。