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高速バスに自動ブレーキ義務化の方針

2012年10月30日 11:58
高速バスに自動ブレーキ義務化の方針

 今年4月に群馬・藤岡市で起きた、関越自動車道の高速ツアーバス事故を受け、国交省は、高速バスに自動ブレーキを付けることを義務づける方針を固めた。

 7人が死亡した関越道の高速ツアーバス事故では、運転手が走行中に居眠りをして、壁に衝突したとみられている。この事故を受け、国交省は、高速道路を走る大型バスに、自動ブレーキの装着を義務づけることを、来月に行われる有識者会議に提案することを決めた。年内にも正式決定する方針。

 自動ブレーキは、大型トラックではすでに義務化が決まっているが、大型バスでは突然、ブレーキがかかることで乗客がケガをするおそれがあるとして見送られてきた。

 今回の提案では、乗客が立つ路線バスや、一般道だけを走る大型バスは対象外となる見通し。