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ミャンマー西部で宗教対立激化 64人死亡

2012年10月27日 0:34

 ミャンマー西部・ラカイン州で、仏教徒とイスラム教徒の対立が激化している。地元当局によると、21日から断続的に両者の衝突が起き、26日までに64人が死亡している。当局は外出禁止令を出すなどして沈静化を図っているが、依然、家屋への放火などが続いている。

 ラカイン州では、今年6月に少数派のイスラム教徒と多数派の仏教徒の間で大規模な衝突が起きて以来、治安の不安定な状態が続いている。