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日経平均1か月ぶり高値 9055円20銭

2012年10月25日 16:28

 25日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比100円90銭高い9055円20銭となり、9月25日(9091円54銭)以来、1か月ぶりの高値水準だった。

 前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が下落したことを受け、25日朝の東京株式市場も売り注文が先行し、日経平均株価は値を下げて取引が始まった。しかし、日銀の追加金融緩和への期待が相場全体を下支えし、売り注文が一巡した後はプラスに転じた。午前中は方向感に乏しく、積極的に株を買い進める動きは限定的だったが、午後、外国為替市場で円がドルに対し80円台、ユーロに対して104円台まで売られると、日経平均株価も上げ幅を拡大し、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買い注文が入った。

 東証1部の売買代金は概算で9698億円、売買高は概算で15億9239万株。