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比政府 イスラム武装勢力と和平合意

2012年10月8日 19:05

 10万人以上が犠牲となったフィリピン南部のイスラム系住民による反政府闘争が、和平に向けた一歩を踏み出した。

 フィリピン・アキノ大統領は7日、南部・ミンダナオ島を拠点とするイスラム武装勢力「モロ・イスラム解放戦線」と、和平に向けた枠組みで合意したことを明らかにした。16年までに、武装勢力側が求める新たな自治政府を設立する内容だが、武装解除の範囲など今後も交渉が続くことから、最終合意に至るかは不透明。