東京都内などでは日中、厳しい残暑が続いているが、長野県では、すでに紅葉が見頃を迎えているところがある。

　北アルプスの紅葉前線は今月初めから山頂を下り始め、標高２３００メートルの涸沢カールで一番の見頃となっていて、赤のナナカマドや黄色のダケカンバがきれいな紅葉を見せている。

　涸沢小屋によると、涸沢カールには、５日は約１０００人の登山者が訪れるという。６日からの３連休は、その倍近い登山者が見込まれている。

　紅葉の見頃は１０日頃までとみられている。