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スピルバーグ監督、読字障害を告白

2012年10月4日 21:07

 アメリカの映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏が、子供の頃に学習障害があり、それが原因でいじめられていたと告白した。

 スピルバーグ監督は、学習障害のある若者向けのウェブサイトのインタビューで、読み書きに困難が伴う読字障害と診断されていたことを公表した。読字障害と診断されたのは07年で、子供の頃、読み書きに悩んでいた謎がとけたと振り返っている。

 また、子供の頃はクラスメートの前で教科書を読むことがつらかったと告白、当時は障害のことが知られておらず、いじめを受けたことも明らかにした。

 スピルバーグ監督は「映画を作ることでいじめを克服できた」と述べ、同じ障害がある人たちに対して「よくある障害で、あなたは独りじゃない」とエールを送った。