スピルバーグ監督、読字障害を告白
アメリカの映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏が、子供の頃に学習障害があり、それが原因でいじめられていたと告白した。
スピルバーグ監督は、学習障害のある若者向けのウェブサイトのインタビューで、読み書きに困難が伴う読字障害と診断されていたことを公表した。読字障害と診断されたのは07年で、子供の頃、読み書きに悩んでいた謎がとけたと振り返っている。
また、子供の頃はクラスメートの前で教科書を読むことがつらかったと告白、当時は障害のことが知られておらず、いじめを受けたことも明らかにした。
スピルバーグ監督は「映画を作ることでいじめを克服できた」と述べ、同じ障害がある人たちに対して「よくある障害で、あなたは独りじゃない」とエールを送った。