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シリアで戦闘、世界遺産の市場などに被害

2012年9月30日 13:28

 シリア北部・アレッポで29日、政府軍と反政府勢力の間で激しい戦闘が行われ、世界遺産に登録されている市場の一部にも被害が出ているもよう。

 アレッポで27日から28日にかけて撮影されたとみられる映像には、市街地で反政府勢力の兵士などによって激しい銃撃戦が行われている様子が捉えられている。

 ロイター通信によると、世界遺産にも登録されている歴史的な市場の周辺でも戦闘が起き、約700から1000の店舗が破壊されるなどの被害が出たという。

 ユネスコ(=国連教育・科学・文化機関)によると、シリアにある6つの世界遺産のうち、パルミラ遺跡など5つで戦闘による被害が出ているという。