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台風17号、三重で自主避難やケガ人

2012年9月30日 19:02
台風17号、三重で自主避難やケガ人

 台風17号の影響で、三重・尾鷲市では30日午後5時現在、65世帯86人が自主避難している。また、三重・伊勢市のショッピングセンターで、強風によって開いてきたドアを閉めようとして、65歳の女性が手に軽傷を負ったという。

 尾鷲市では30日午後、最大瞬間風速30.4メートルの強風を観測した。また、広い範囲で停電が発生したが、午後6時現在、一部を除いてほぼ復旧している。台風の接近と満潮時刻が重なるため、高潮を警戒して防潮堤を閉じる地域が見られた。

 尾鷲港では、満潮を過ぎた後も通常より約1メートル高い潮位が予想されていることから、尾鷲市の対策本部が引き続き警戒を呼びかけている。

 三重県内では現在、津市、亀山市、南伊勢町、伊賀市で計1148世帯2840人に避難勧告が出ている。