市民が配備に抗議、普天間基地のゲート封鎖
アメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」の沖縄配備に反対する市民らが、普天間基地(宜野湾市)の主要な3つのゲートを全て封鎖して抗議活動を行っている。
普天間基地のゲート前では26日から市民らの座り込みが続いていたが、台風17号の暴風が収まった29日夕方から、基地の主要な3つのゲート前に市民らが車を止め、30日も基地への出入りができない状態となっている。
現場では警察官も状況を監視しているが、市民らが車を止めているのがアメリカ軍への提供区域内のため、今のところ強制排除には踏み切っていない。
アメリカ軍は、来月1日にも山口・岩国基地から普天間基地にオスプレイの移動を始める計画だが、同日、ゲート前にはさらに多くの市民が集まる見込み。