アメリカ・ニューヨークの国連総会から２７日夜に帰国した野田首相は、来月１日にも内閣改造を行う方針で、人事の最終調整に入る。

　民主党代表選挙で再選された野田首相は、民主党の役員人事では輿石幹事長を再任し、細野環境相を政調会長に起用するなど、党内融和を目指す人事を行った。２８日午後の両院議員総会で正式決定した。

　さらに、来月１日にも内閣改造を行い、民主党の幹事長代行に決まった安住財務相の後任などを中心に閣僚人事を行う方針。改造人事では、民主党の前原前政調会長や樽床前幹事長代行、城島前国対委員長らを入閣させる方向で検討している。