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日馬富士関 真新しい綱締め、土俵入り稽古

2012年9月27日 18:56
日馬富士関 真新しい綱締め、土俵入り稽古

 26日に正式に大相撲の第70代横綱に昇進した日馬富士関が所属する伊勢ヶ浜部屋で27日午前、「綱打ち」が行われた。日馬富士関はその後、土俵入りを稽古した。

 綱打ちは横綱が土俵入りする際に締める綱を作る行事で、紅白のねじり鉢巻きをした一門約40人が総出で威勢よく綱を打った。綱は約1時間で完成、早速できあがったばかりの純白の綱を日馬富士関に巻いた。

 続いて、土俵入りの稽古が行われた。土俵入りの型は、師匠の伊勢ヶ浜親方、横綱・白鵬関と同じ不知火(しらぬい)型で、豪快に両腕を広げてせり上がるのが特徴。日馬富士関は「まさかこの僕が綱をつけることができるなんて、神様に感謝です。親方みたいなきれいな土俵入りをしたいです」と語った。

 日馬富士関は28日に明治神宮(東京・渋谷区)で奉納土俵入りを披露する。